掲載機の概要と製作雑記 




旧日本帝国陸軍
九七式司令部偵察機 T型 (キ−15)



データ

エンジン ハ−8U型

離昇出力 650馬力 ×1

最大速度/高度 480Km/−−−−

航続距離/時速 1,260Km/−−−Km

乗  員
ハセガワ社製 1/72



     制 作 記 <プロローグ>

 冬というと青空、どこまでも澄みきって目が痛くなるくらいの青空。しかし、木枯らしと静電気とインフルエンザ(今年はそうでも無かった)のトリプル・スパイラル・パ〜ンチ =O)*;+)~で、たいがい2月の終わりには精力・気力・体力ともにヘナのグラのヨレなのだ。



 昔だったら何とか弥生三月春まであと一息、桜さえ咲けば桜の木の下でドンチャン騒ぎだと思えたものを近年新手が登場した。



 ご存知“花粉症”先のトリプル・スパイラル・パ〜ンチもキツイが、これはシングル・メガトン・ボマー・パ〜ンチだ。も〜グシュグシュなのだ。



 そこで予は、今より新魂大金愚首皇帝となり帝都の民を苦しめている杉怒之粉宮大公を成敗に参るぞ!!予の大義に賛同するものは予に続け!!



 勇ましく帝都の民を苦しめる杉の木を一本残らず切り倒すのだ!!そして雑木林などにして、炭焼きでもやろうではないかハハハハハ〜〜グシュ!!



 そういう訳で、鼻グシュの腫れぼった目の満身創痍の小生はもう模型など手にする気力もなく、ただヨタヨタと通勤電車にZIP状態なのである。



 しかし、これでは筋金入りのモデラーなどと宣う(ノタマフ)資格がない。もう一頑張り、卯月はまだ苦しいが皐月になれば何とかと思ったら今度は栗の花粉攻撃だ。くそ〜〜負けないぞ〜〜負けてたまるかグシュグシュ!!



 大変お見苦しい所をお見せして申し訳ございません。ほとほと途方に暮れております。唯一の救いと言えば、今この目の前に近江名物鮒鮨があったら美味しくいただけることである。



 彦根や近江八幡の花粉症の皆さん、愛すべき郷土の名物に舌鼓を打ちましょう。



 東京は現在、霙交じりの空の下から応援致して居りま〜す。よた話はこれくらいにして、今回のキット九七式司令部偵察機T型(キ15)についてとことん行っちゃうよ、いいかい フフフフ・・・・・・・・・明智君。



 それではアイテムの紹介から。九七式司令部偵察機T型と聞いてご存知ない方も、朝日新聞社の神風号と聞けばおそらくご存知だと思う。



 昭和12年4月6日〜9日、東京〜ロンドン間15,357Kmを94時間17分56秒で飛行し新記録を樹立した。



 パイロットは飯沼正明さん、機関士は塚越賢爾さんの二人、お二人には敬意を表し最敬礼。イギリス新国王ジョージ6世の戴冠式祝賀の親善飛行を行った。これが最も有名なエピソードだろう。




 しかしその後の神風号は、となるとあんまり知られていない。実は台湾で墜落してしまった。



 飯沼正明さんはその後、昭和16年12月にプノンペンの飛行場でプロペラに巻き込まれてお亡くなりに、塚越賢爾さんは昭和18年7月インド洋上でやはり行方不明になられた。ここではこれ以上書けないが詳細はお調べ頂きたい。



3色迷彩       迷彩はランダム



 さてキットの話。経歴としては昔、マルサンさんで発売していた1/50の神風号を作ったように記憶している。確か年齢は10歳くらいだったろうか、勿論小生が全部作れようはずが無い、父や兄に手伝ってもらった。



 というより、大部分作ってもらったという方が正しだろう。例によってご勘弁頂きたい、かなり古い話なのでそれくらいしか記憶がない。ただそれ以来だと思う。そして今度がハセガワさんの1/72。だから2回目のご対面なのである。




 この場を借りて一言、かねがね思っているのだがハセガワさんには脱帽なのだ。
1/72シリーズで、数多くの飛行機をメジャー・マイナー含めて、商品化していることに敬意を表したい。



 取り分け、今回取り上げたアイテムなど決めつける訳には行かないが、モデラーとして一歩も二歩も踏み込まないと、なかなか手にしないアイテムの一つだと思うので、興味のある方は是非チャレンジして頂きたい。なかなかの物だ。



ビギナーさんには辛口の憎いキットとなるだろう。




コックピット周辺




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