掲載機の概要と製作雑記 




米国陸軍機
カーチス P40 E型 “ウォーホーク”



データ

エンジン アリソンV−1710−39型

離昇出力 1,150馬力

最大速度/高度 570km/4,570m

航続距離/高度 563Km/402km

乗員 1名
ハセガワ社製 1/72






      制 作 雑 記  <プロローグ>
 この暑い季節とどれほど付き合っているのだろう。ギラギラとした夏はどんなに勢いが強くとも、やがて衰え北風に追いやられ、遥か遠く太平洋の奥底へと葬り去られるのか?



 はたまたそれは、自らが再び支配せんがための休息か、それとも奪回のプロローグか、などと考えながら葡萄棚のあるテラスで、籐の椅子に深々ともぐり込む。



 数秒から十数秒間隔で吹き抜ける「極楽の余り風」と、後ろの縁側で風鈴がその存在を風に委ねる昼下がり、奥の部屋で遠鳴りに聞こえる「アントニオ・カルロスジョビン」やっぱりボサノバでしょう。



 それとジントニックかライム、何と軽快で涼しげなサウンドだろう、まどろみが忍び寄る。うとうと ……………ついつい居眠り。



 ところでアルバムのタイトルは、 うとうと……………これは夢か幻かと思っていたらいきなりジョーズだやっぱり夢かということで、かなり無理が有るがP40ウォーホークだ。



 なぜかって、まあ、ほとんどのモデラーの皆さんがご存知シェンノート将軍率いる「フライング・タイガース」で有名だから、この機体エンジンとラジエターを上下に付けたものだから、機首部分がやたら大きい。



 要するに頭でっかち、“シャークティース”とか“シャークマウス”とか、サメの歯、サメの口の怖い顔が書いてあるやたら態度が大きいあれ、あの飛行機だ。



 魚で言えばシャークというよりもシイラ。ほら、蒲鉾だったか、竹輪だったか、ハンペンだったか、忘れたけど材料に使うとか。そうそう、これからの季節やっぱ、おでんだよね。おでん、鍋いっぱいから立ちこめる湯気、いいよね〜〜。



 寒いんだけどまずビール、ぐ〜〜と アッ〜〜ノドが痺れる〜〜。その内、熱燗、北風で暖簾がバタバタいっている屋台。いくら飲んでも酔わない。



 それでついつい頼んでしまう「大根とね、竹輪とね、こんにゃく」定番だ。竹輪の外側の薄いビラビラ、あれがすぐ冷たくなるのよ。



 何でおでんの話なの〜。“シャークティース”でしょう。今回は余計なことは書かないで制作の話だけにしようと思っていたが・・・・・・。これまた脱線シイラですが、あんまり良く知らないのだ(1発目親父ギャグ)。



 この魚に付いてはインターネットで(Let's Enjoy Fishing. 釣魚図鑑)で検索して下さい。非常に詳しく書いてある。釣りの仕方もね。



 英語でシイラを何ていうのか知らないが(2発目親父ギャグ)、シイラティースじゃね〜〜格好も凄みもあったもんじゃない。とんまと間抜けともう1つ、あんぽんたんまで付けちゃうぞ!!




まあ、話を戻してこの飛行機。特別ずば抜けた性能に恵まれていたわけではない。スペックを見てもこれといって目を引くものもない。



 たいがい高航空性に優れているとか、旋回性能が良いとか何かしら有るのものだが、見当たらない、何かないかといろいろ調べて見ると、2〜3気になるものがある。



頑丈、2.操縦性がいい、3.価格が安い、である。米国自体この機で自国の防衛にとは到底考えていない。勿論、使うだろうが、むしろ、米国の友好国にあげちゃうのか、売るのか、とにかくこの飛行機のセールスポイントは上記3つのようだ。




政治的事情は別にして、文林堂社の「世界の傑作機シリーズ39P40ウォーホーク」が生い立ちから詳細に書いているのでご一読をお勧めする。



 一応それなりの装備が付いた戦闘機で、頑丈、安い、操縦性に長けているとなると、軍事費をそうそう掛けられない国にとっては、やはり垂涎の的、羨望の眼差しなのだ。




元祖“鮫”
2色迷彩にした状態 単一迷彩の状態
     
 そういうことで、フィリピン(米軍が駐留していた関係)、英連邦等の連合国に広く供与され、やがて風雲急を告げる中、実際に戦争は始まった。



 始まって見るとこれが驚きというか、以外や良く健闘した。この言葉がピッタリだろうと思う。連合軍にとってこれほどありがたい誤算は恐らくなかっただろう。



 1942年中程以降始まる本格的な反抗(アジア・太平洋地域)に於いて、新戦力であるP38、P47やP51が戦線に随時投入されていく中で、また、少なくともある一時期、米国陸軍はこれとP39ぐらいしか戦線に投入できなかった時期でもあったのだから。



   そんなことを考えながら改めてこの機体を眺めると、あながちシイラだ態度が大きい等といえない。一徹で、頑固で、頼もしい老兵にも思えてくる。



 今回のキットは、ハセガワさんの1/72キティーホークMk.1A、時期をおいて2機作った。一応断わっておく、キティーホークMk.1Aは、米国ではP40Eとのこと。



 まあ、模型なのでどちらでもいいのだけれど、ギャラリーを見て頂くと分かるが、上面2色と1色迷彩の2機が掲載されている。



 時期的には2色迷彩が平成10年9月完成、1色迷彩が12年8月完成だから、概ね2年の開きがある。だから何だといわれると困るが。まずは、2色迷彩の方から説明しよう。



  小生の思い入れだけで作った。スローガン「フライング・ターガース」を作りたい!!なんだか○○少年見たいだ。一心不乱に行け!!行け!!と調子にのって作って行く内に、はたと気づいた。



 E型でいいのかひょっとして、BかC型じゃないのか?困った。もう、遅い、でもいいか!!とにかく作れである。できたのがこれ!!恐らく「フライング・ターガース」にE型はないと考えます。ここに深く、お詫びを致します。



 しかし、できてしまった。できてしまえばやっぱりかわいい、そういうことで考証上の事実に反しているのだが、気に入っている。








  次項に続く→



   



 
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