掲載機の概要と製作雑記 




米国海軍機
チャンスヴォート F4U-1コルセア“バードケージ”



データ

エンジン P&W R−2800−8型

離昇出力 2,000馬力 ×1

最大速度/高度 627Km/7,315m

航続距離/時速 2,570Km/−−−Km

乗  員 1名
タミヤ社製 1/48




      制 作 雑 記  <プロローグ>



  ココで何が何でもと思うことが本当に良いことか悪いことか、考えなければならない状況は良くある。先日もある本を買いに神保町に向かった。



  冬の日差しは外の寒い風景と異なり、電車の窓を通してやわらかく心地よい光を投げかける。光の春、休日の車内は平日と打って変わって穏やかで騒々しい、カップル・おじさんおばさん・家族ずれの会話がそこかしこで聞こえる。




  小生が利用する電車はニュータウンと都心を結んでいるので、休日の光景として良くある光景だ。やがて電車は地下に
潜り小生も乗り換え目的地に着く。目的の書店で目的の本、これで済めば何でも無いのだがすまなかった事件は起こった
のだ。




  小生が以前から欲しかった本(全集)が、何の因果か目に入ってしまったというか見えてしまった。しかしこれには問題が有る値段が“タ・カ・イ”、要するに高額だということだ。



  しかし、なかなか無いのだ。今買えなければ今度いつまた買えるか分からない考えは時間と共に混沌とし、まともな判断ができない方向へ向かいつつある。



  このようにこの時点で自分自身をまだ冷静に見ようとするもう1人の自分がいた。既に過去形である。究極の判断、“克己心”このような言葉が頭をよぎったのもこの瞬間だ。



  なつかしい但し、今は死語である。存在を知ってから既に5年、ココで買わなきゃまたいつ買える。知ってるくせに憎い人・・・・・・。




  結論を言うと買った。言い訳を言うと死語に用は無い。それに値切ってもみた。店のおばさんに一蹴され「うちもこれ仕入れて頭に来てるのよ!!



  ぜんぜん売れないから見て御覧なさいな、こんなに安くしてるでしょうプリプリ!!」お金を払ってすごすごと退散。買えて良かったけど持って帰るのが大変だった。今は本棚で鎮座ましましている。




  それでは始めよう今回のアイテムについて、“F4U1バードケージコルセア”、何だか変な名前だろう〜“コルセア”どう考えたらこんな単語が生まれるのか、日本人の小生にはまるで見当がつかない。



  例によって直訳すると鳥かごの海賊・海賊船それじゃ〜変だよね〜、鳥かごと海賊は別に考えよう。最初にバードケージから、意味は“鳥かご”組み立て説明書やコルセアの特集を掲載している本に必ず書いてあるバードケージの意味。



  ただ、なぜ鳥かごなのかがよく分からない、勿論、キャノピーにフレームが多いことが主な理由という話だ。



  そんなこと言ったらドイツも日本の飛行機も全部鳥かごだ。まだ水滴キャノピーの機体が出現していない米国でも陸海軍共に鳥かご状態ではないか、ましてF2F至ってはビヤ樽鳥かごになりはしないか、まあそのうち誰か知っていそうな人に聞いて見たい。




  続いてコルセアの意味、話は昔、北アフリカ海域で国公認の基、キリスト教徒船に対してイスラム教徒たちが行った海賊行為またはその船、それをコルセアと呼んだのだそうだ。意味についてはこんなところだろう。



  それで、キットの話なんだけど実は作ってから4〜5年以上経過しているので、はっきり覚えていない。ただ、まとめて3機作ってしまうぐらい好きなのだ。



  まずこれ以前ハセガワさんの同じく1/48のF4U4を作った。それから10数年ぐらい経つだろうか?記憶が薄い、作品は模型屋さんに置いておいたままその後どうなったかわからない。今はその時一緒にしなかったフィギュアだけが現役で、モデルとしての出番を待っている。




  苦い思い出はオオタキ現アリイさんの1/48のF4U1A、これはトライアルカラーで塗装したのだが、どうにも排気管がうそ臭くて気になり途中で制作中止、現在に至っている。



  どこかのダンボールに潰されながら入っていると思う。これが小生のコルセア経歴ということで、本人が好きだというわりに相性が良くない。




  作業を始める前に3機作ったと書いた、20・13・31号機、作った順番に書いてみた。この内20号機は“海兵隊第213戦闘飛行部隊”、これは組み立て説明書に載っている。



  パーソナルマークはカモメのような絵が書かれていて、13・31号機は何の根拠もなく勝手に小生が作った。少なくともこの2機が、南太平洋のソロモン諸島戦域にあったかどうかまるで知らない?調べてもいない。デカールの余りを組み合わせて見たらできてしまった、それだけである。




個性の塊!!

艦載機として不適格といわれれたノーズの長さ。 機体全体を上から見る。
     






     次項に続く→



   



  
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