|
| 制 作 雑 記 | ||
| 平成15年8月初旬 | ||
【 プロローグ 】 |
||
| 初秋と言うべきか、朝晩はちょっと寒いな〜と感じるようになり、今年の夏を振り返ってみた。個人的には非常に忙しく、駈けずり回るという状態だったため、制作雑記などもついつい後回しになってしまった。とは言え、制作のペースだけは守らねばと知り合いからの頼まれものを含め、戦闘機2、爆撃機1機と火砲
(八八粍砲)1門の4アイテムをこなし、我ながらまぁ〜まぁ〜かなと多少の満足感を味わいつつ、灯下に親しみ一献傾けている。小生も朱夏に別れを告げ白秋に踏み込んだかな〜・・・・・・・・・・? 2週間くらい前だけど、K(30数年来の友)と四谷の新道で呑むことになり、待ち合わせ時間の10分くらい前に着いたところ、Kはすでに着ていてなんと同じクラスのYも一緒で2人は先にやっていた。「やぁ〜やぁ〜久しぶり」とY、「1年半ぶりかな〜」と小生、早速、“大生”を注文し乾杯!!!Yは「Eの就職相談以来だな〜」と丸顔の丸ほっぺをピクピクさせながら言い、小生は「ご家族はお元気?Eは再就職先で何とか頑張っているようだね〜。」と話は弾んだ。 大体学友などというものは各々仕事が忙しくなり、転勤などもあってなかなか会えず徐々に疎遠になって行ってしまうのだろうが、今回のメンバーは個々にいろいろと係わることなどあって、ずるずる呑み仲間の関係が続いている。 取り分けEなる人物によって関係は維持された。Eというやつは真面目という字を石に刻み込んだようなやつで、小説には絶対うそ臭くて書けないような話だが、娘さんが2人居てその娘たちを置いて奥さんが男と駆け落ちしたのである。 理由は「余りに真面目で退屈だった」という具合なのだ。そういうこともあり何かと関わることが多いのだが、果たしてこれを幸というか不幸というか・・・?いずれにしてもEなる友の存在は大きいのだ。そして、また平成の大不況が思わぬ事件を起こしてくれた。Eの勤める会社が倒産したことに端を発し、新たなる使命を果たすことになったのだ。元々EとYは学生時代から妙に気が会ようで、Eが離婚する際も何かと相談にのってやっていたのである。しかし、会社の倒産となると流石のYも持て余したのかKと小生にお鉢が回って来たのだった。 八方手を尽くし、とある貿易会社に何とか再就職して一件落着という次第で、その間Kと頻繁に会うことになり呑む機会も以前より増えたのだった。Yは、その件もあってちょっと照れくさそうに「Eも今日来たがってたんだけど、今度、上の娘さんが結婚するんで日を改めて挨拶したいんだって」と自分のことの様に嬉しそうだった。「え〜え〜え〜もうそんな歳に」と小生思わず言ってしまった。結婚に歳は関係ないけれど、かつて小学校の運動会に撮影役を買って出たこと、下の娘さんが小学校に入学した時歓迎会をしてあげたら、私はしてもらってないとふくれて終わりまで拗ねていた。 中学卒業の時Eに代わって食事に連れて行き、レジで「お父さんと卒業のお食事?素敵ですね〜」と言われ、お互いなんとも気まずくなったことなど思いは巡るものである。小生にもいろいろあったが“人生とは”と思いつつ、旧友の生き様に頭が下がると同時に温かさについ甘えてしまうものだ。これも秋ゆえか??? さぁ〜〜そんなこんなでイモや栗のおいしい季節、ヨーロッパじゃ〜焼き栗、日本じゃ〜焼きイモのシーズン、ビルの谷間に焼きイモ屋の声がする。 |
||
|
||
| 【 メッサーシュミット Bf109 E−3 “エミール” 】 さて今回のアイテムはというと、メッサーシュミットBf109E−3“エミール”(以後Bf109E−3と言う)ということで、旧独逸国空軍機第二弾なのだ〜。実はこれ、さる友人から依頼され作ったので本来の予定になかったのである。その時旧帝国陸軍の五式戦(キ−100)を作っていたが、制作に若干の行き詰まりを感じていた小生は依頼を簡単に引き受けてしまった。 よせば良いのに、小生の分を含め2機同時に作ったのである。教訓、同じ機体を作る時はそれなりの愛着と何らかのモチベーションが必要なのだ。2機同時に作るということは、疲労は4倍になると言ってもいい。別段強い愛着も無かったし、モチベーションといえば完成後、引き渡しを居酒屋でやり一杯奢ってもらうくらいなのである。 作り終ったら蝉の抜け殻状態になっていたが、まぁ〜そうね〜、自分用に作ったのは正解だったと思うことにしよう。それではBf109に付いて解説をと言いたいが、これは小生が説明すまでも無く超超の3乗くらい有名な機体なので、特別触れません。ご自分で書店に行って山ほどある雑誌を好きなだけ立ち読みするなり、携帯激写するなりご自由に、ご購入されたのなら大きなお世話ですが、秋の夜長虫君たちのBGMを友としてお読みになられることをお勧めする。 但し、一つだけ簡単だけど説明しておきたいのは、メッサーシュミット社なのになぜBfの頭文字になっているかということに付いてである。ウィリー・メッサーシュミット博士は、1923年バンベルクにメッサーシュミット航空機会社を設立、軽飛行機や軽輸送機を少数生産していたが、折からの不況で止む無くバイエルン航空機会社と合併した。その苦境の真っ只中、Bf109が空軍省の正式発注を受けたのであった。 従って、バイエルン航空機会社の期間中に開発生産されたものなので、“B”の頭文字でBfというのである。因みに、Bf110複座戦闘機などもこの期間中のものである。その後、旧独逸国空軍の拡大成長と共に、メッサーシュミット博士の名声も押しも押されぬものとなり、社名を改めメッサーシュミット社として以後数々の名機を誕生させることとなったのだ。極々簡単だけどそういうことなのである。 【 制 作 履 歴 】 制作経歴というとヤッパ〜、レベル社製1/72シリーズのE型である。小学5年生くらいだったと思うが、パケージにはスプリンター迷彩の絵が書かれていたような気がする。プラモのできも凹彫りで、良くできていたように記憶している。今、未組み立てのエレール社製1/72E型が手元にあるのだが、これは凸彫りなんだけどこれもなかなかいい感じだ。 そういうことで二度目のご対面というわけなのだ。しかし今回は、ハセガワ社製1/48でしかも塗装は“LEGIONCONDOR”コンドル軍団仕様だ〜〜。エッチングパーツなどを使う優れものだぞ〜〜。さてさて、どういう顛末になったのやらお楽しみに〜〜。 |
||
|
次項に続く→
| インデックスページ |